El Mylar

映画・音楽作品の感想とか。

TDS のショー撮影用に軽量なカメラ機材を考えた

2015年・2016年と東京ディズニーシーの年間パスポートを持っていて、いつの間にやら TDS のショーパレ撮影勢に仲間入りしている。

とはいっても「ガチ勢」には程遠く、カメラは APS-C 機の Nikon D5600 だし、レンズはダブルズームレンズキットの AF-P DX 18-55mm と AF-P DX 70-300mm の2本 (他にも便利ズームを持っていたりしたが全て手放した)。地蔵も嫌いだし、ショーを見るのは楽しいけど、ディズニーオタクではないと思う (それでも5・6時間地蔵してるのは嫁さんが見たがっているから)。

そんな温度感の人間なので、カメラは好きなものの、Nikon D5600 + キットレンズ2本を持ち運ぶだけで、もう億劫なのだ。体力もないし、性能や画質を多少は犠牲にしてでも、軽いモノにしたいなと思うようになってきた。ショーの写真も結局撮ったあとロクに見返さないんだから画質やフォーカス速度なんて程々で良いし、ショー以外の日常でもカメラを使いたいから持ち運びが楽な軽さのモノを選びたい。

とはいえ、コンデジに戻るまでは画質を諦めきれないので、一眼クオリティで軽さを求めていくと、ミラーレス一眼しかないかな、と思い、今回は TDS のショー撮影にも対応できる、軽量なミラーレス一眼 + レンズの構成を考えた。

求めるスペック

僕が求めるスペックは以下のとおり。

  • 必須
    • 現在の Nikon D5600 + レンズ2本の構成より総重量が軽くなること
    • 1080p・60fps 動画撮影機能 (いきなり写真の性能の話じゃないけど…)
    • レンズは高倍率ズームレンズ1本にする (画質・シャッター速度はある程度捨ててでもレンズ1本にしたい)
    • 現実的に買える値段であること (レンズ込みで10万円台が限度)
  • 希望
    • ファインダーはできれば欲しい (EVF・電子ファインダー)
    • タッチパネル液晶でフォーカスポイントをいじれると嬉しい (D5600 で慣れてしまったので。ファインダーとタッチパネルは少なくともいずれかが欲しい)
    • 高倍率ズームレンズでもなるべく近くのモノに寄って撮れる方が良い (テーブルの上の食事にピントが合う、30cm 程度から撮れると助かる)
  • 任意
    • センサーサイズは APS-C でも m4/3 (マイクロフォーサーズ) でもなんでも良い
    • ズームの回転方向も気にしないことにする (Nikon と同じ方向だと嬉しいけど、Canon 方向でも良い)

便利ズームとか言い出している時点で、カメラへの拘りが特段ない人間だということはお分かりいただけたと思う。こっちはそういう熱量ではカメラを触っていないのだ。カメラやレンズに一家言持っているような人はこっちも嫌いなのでどうぞブラウザを閉じてください。

とにかくカタログスペックから重量をかき集める

そんなワケで、価格.com などから主要なミラーレス一眼とそれに対応する便利ズームレンズ群のカタログスペックをかき集めた。全機種を網羅するのではなく、現実的に購入可能な価格帯で、「いくら軽いとはいえこの低スペックは…」と思うようなモノは独断で除外した。

カメラ本体を比較する

まずはカメラ本体を比較する。イメージセンサーのサイズや動画性能、タッチパネルの有無などは本体のスペックとなるので、ここで振るいにかけみる。

No 製品名 マウント センサー 動画 ファインダー タッチパネル 重量 価格
1 Nikon D5600 Nikon F APS-C 415g 62,000円
2 Sony α5100 αE APS-C × 224g 45,358円
3 Sony α6000 αE APS-C × 285g 46,876円
4 Sony α6300 αE APS-C × 361g 66,993円
5 Sony α6500 αE APS-C 410g 97,799円
6 Panasonic Lumix DC-GF9 m4/3 4/3 × 239g 48,998円
7 Panasonic Lumix DC-GF10/GF90 m4/3 4/3 × 240g 64,538円
8 Panasonic Lumix DMC-GX7MK2 m4/3 4/3 383g 48,800円
9 Panasonic Lumix DMC-GX7MK3 m4/3 4/3 407g 79,800円
10 Olympus PEN E-PL9 m4/3 4/3 × 332g 52,905円
11 Olympus OM-D E-M10 m4/3 4/3 × 350g 31,800円
12 Olympus OM-D E-M10 Mark II m4/3 4/3 351g 45,800円
13 Olympus OM-D E-M10 Mark III m4/3 4/3 362g 56,766円
14 Olympus OM-D E-M5 Mark II m4/3 4/3 417g 69,165円
15 Canon EOS M100 EF-M APS-C × 266g 39,900円
16 Canon EOS M6 EF-M APS-C × 343g 36,800円
17 Fujifilm X-E3 X APS-C 287g 74,810円

各列の意味は以下のとおり。

  • マウント:レンズマウントの規格
  • センサー:イメージセンサーのサイズ
  • 動画:1080p・60fps 以上が撮れるかどうか (4K が撮れるかどうかは加味しない・「×」のモノは 1080p・60fps が不可なモノ)
  • ファインダー:ファインダーが内蔵されていれば「◯」
  • タッチパネル:液晶がタッチ対応していれば「◯」(もう液晶が付いていないモデルは1つもなかった)
  • 重量:グラム
  • 価格:本稿執筆時点での価格.com の最安値

No.1 の Nikon D5600 が基準。本体重量は 415g なので、コレより軽いモノでないと意味がない。

最初に目に付いたのは Sony の α シリーズだったのだが、α5100 は EVF がなくタッチパネル。α6000・α6300 は EVF があるがタッチパネルなし。EVF もタッチパネルも備えている α6500 になると、重量 410g で D5600 と大差ない。価格も本体だけで10万コース。軽くはならないし高いしで、機能的には良いのだが、ちょっとイマイチ。

次に見たのは Panasonic Lumix。EVF がないものの、240g 前後で安価な DC-GF シリーズはアリかもしれない。DMC-GX7 も、MK2 なら 383g でイイカンジか。

続いては Olympus。PEN E-PL9 は EVF がないが安定している。TDS での利用者も見かけるし、前機種の E-PL8 なども人気だ。OM-D E-M10 は初代は 1080p・30fps までしか動画撮影できなので、上の表では「動画」を「×」としている。MKII から 1080p・60fps 撮影が可能になり、重さも 1g 増えただけ。MKIII から一つ前の世代になるが狙いどころか。E-M5 は D5600 を超える重さなのでダメだ。

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN E-PL9 レンズキット ホワイト

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN E-PL9 レンズキット ホワイト

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkIII ボディー シルバー

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkIII ボディー シルバー

ちなみに Lumix と Olympus は同じマイクロフォーサーズマウントなので、レンズの幅が広がることも期待できる。

お次は Canon。EOS M100 も人気機種で、266g と軽量だが、EVF がない。懸念はそこだけ。M6 も内蔵ファインダーはないのだが、Canon は全体的に安価で良い。

最後に Fujifilm の X-E3 も見てみたが、値段が高いし、独自マウントによってレンズの幅がないので、まず候補にならないかなと思った。店頭で実物を見た時は結構気に入ったのだが…。

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E3レンズキットブラック X-E3LK-B

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-E3レンズキットブラック X-E3LK-B

今回調べた中で、重量の軽い機種トップ5を並べてみると、

  1. Sony α5100 (224g)
  2. Panasonic Lumix DC-GF9 (239g)
  3. Panasonic Lumix DC-GF10/GF90 (240g)
  4. Canon EOS M100 (266g)
  5. Sony α6000 (285g)

という感じ。

一方、価格帯でトップ5を並べてみると

  1. Olympus OM-D E-M10 (31,800円・ただし 1080p・30fps 撮影まで)
  2. Canon EOS M6 (36,800円)
  3. Canon EOS M100 (39,900円)
  4. Sony α5100 (45,358円)
  5. Olympus OM-D E-M10 Mark II (45,800円)

となった。

重量と価格で高いパフォーマンスを発揮しているのは、「Sony α5100」と「Canon EOS M100」の2機種であることが分かる。いずれも内蔵ファインダーがない機種である。

各マウントに合う高倍率ズームを比較する

次にレンズ比較。今回探したのは、D5600 のダブルズームレンズキット「18-55mm」と「70-300mm」のテレ・ワイドを網羅する 18-300mm 程度、つまり 35mm 換算で 27-450mm 程度の画角を手に入れられるレンズを対象とした。TDS のショーを撮るとなると、200mm (35mm 換算で 300mm) は足りないので、できれば 300mm (450mm) は欲しいところ。それ以上は高倍率ズームでは手に入らないだろうから多くは求めない。

上述の「Nikon F」「Sony αE」「マイクロフォーサーズ」「Canon EF-M」「Fujifilm X」マウントの中で探している。

No 製品名 マウント 倍率 35mm 換算 最短撮影距離 重量 価格
1 Nikon AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR Nikon F 18-55mm 27-82.5mm 25cm 205g 27,560円
2 Nikon AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR Nikon F 70-300mm 105-450mm 110cm 415g 37,580円
3 Nikon AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR Nikon F 18-140mm 27-210mm 45cm 490g 57,390円
4 Nikon AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II Nikon F 18-200mm 27-300mm 50cm 565g 42,839円
5 Nikon AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR Nikon F 18-300mm 27-450mm 48cm 550g 70,209円
6 Tamron 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) αE 18-200mm 27-300mm 50cm 460g 50,050円
7 Sony E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE SEL18200LE αE 18-200mm 27-300mm 50cm 460g 62,800円
8 Sony E18-200mm F3.5-6.3 OSS SEL18200 αE 18-200mm 27-300mm 30cm 524g 67,800円
9 Sony E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS SELP18200 αE 18-200mm 27-300mm 30cm 649g 103,060円
10 Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 m4/3 14-150mm 28-300mm 50cm 260g 41,800円
11 Canon EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM EF-M 18-150mm 28.8-240mm 25cm 300g 48,691円
12 Tamron 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) EF-M 18-200mm 28.8-320mm 50cm 460g 50,787円
13 Fujifilm XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR X 18-135mm 27-202.5mm 45cm 490g 87,790円

列項目の意味は以下のとおり。

  • マウント:レンズのマウントの規格
  • 倍率:製品に表記されている焦点距離
  • 35mm 換算:フルサイズ機 (= 35mm 判) で同等の画角を得られる焦点距離。APS-C 機の場合、製品に記載の焦点距離を Nikon なら1.5倍、Canon なら1.6倍した数値が 35mm 換算になる。マイクロフォーサーズの場合は製品に記載の焦点距離を2倍すると 35mm 判になる
  • 重量:レンズの重量
  • 価格:本稿執筆時点での価格.com の最安値

No.1・2 は高倍率ズームレンズではない。手持ちのダブルズームレンズキットの内訳2本を参考として記載したものだ。2本合わせて 620g。本体と合わせて 1035g だ。焦点距離としては2本で 18mm から 300mm をカバーするが、55mm から 70mm の中間をカバーできていない。

No.3~5 は Nikon 純正の高倍率ズーム。この他にタムロンやシグマのレンズもあるし、タムロンの 18-270mm を持ってはいたが、画質が悪すぎて売ってしまったので、Nikon DX サイズに関してはサードパーティは取り上げなかった。18-300mm は 550g あるので、D5600 (415g) と合わせて 965g というのが、「本体は D5600 のまま、レンズを1本に統合した場合」という参考値になる。

No.6~9 は、Sony α シリーズ向けのレンズ。いずれも 18-200mm で、No.6 のタムロンも No.7 の Sony も、中身はほぼ同じだという (Sony のレンズがタムロンの OEM だとか・厳密にはレンズの枚数など差はある)。No.8 は最短焦点距離を 30cm に縮めたが 84g ほど重くなる高級版、No.9 はそれにパワーズームが付いている最高級版だが重さが 649g という違い。最短焦点距離 30cm は捨てがたいが、No.8 のレンズを選ぶと重量は 524g。Sony α5100 (224g) と組み合わせると 748g。もしファインダーも欲しくて α6500 (410g) を選ぶと、レンズと合計して 934g と、やはり Nikon を使っている時と大差ない。

No.10 はマイクロフォーサーズマウント。マイクロフォーサーズで便利ズームというとコレしかなかった。14-150mm と表記上は数値が小さいが、35mm 換算すれば Nikon (APS-C) でいう 18-300mm と同等。マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さい代わりに、望遠の画角を得やすい。重量も 260g と軽い方だ。軽量な本体第2位だった Lumix DC-GF9 (239g) と組み合わせると 499g で、レンズ込みで 500g を切るのでかなり優秀。

No.11・12 は Canon 向け。No.11 の EF-M18-150mm は、テレ側の焦点距離が 150mm (35mm 換算で 240mm) と少々足りないが、最短焦点距離が 25cm で、Nikon 18-55mm と同じ最短焦点距離だ。重量も 300g で、Canon EOS M100 (266g) と組み合わせても 566g なら上出来か。価格も程良い。望遠を多少諦めればかなり軽いかも。

No.13、最後に Fujifilm の X マウント用。高倍率はコレしかなくて、値段が9万円近いので、本体と合わせて15万くらいになる。コレはナシかな…。

総評

今回色々比較した中では、個人的には以下の組み合わせが、要件に一番合致し、コスパが高いのではないかと思う。

  • 本体:Panasonic Lumix DC-GF9 … 239g・48,998円
  • レンズ:Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 … 260g・41,800円
  • 合計:499g・90,798円

やはり一番は 500g を切る軽さで、コレなら首から下げっぱなしでも長時間耐えられるだろう。もし便利ズームが必要ならないスナップ中心の用途であれば、パンケーキレンズに取り替えて 300g ちょっとで過ごしたりもできる。

この組み合わせにおける、欠点となりうる要素は、

  • 電子ファインダーがない
  • センサーサイズがマイクロフォーサーズ (小さい)
  • 便利ズームの最短焦点距離が 50cm と少し遠い

ぐらいだ。

どうしても電子ファインダーが欲しければ、Olympus OM-D E-M10 Mark II (351g・45,800円) を選び、総重量 611g にするという選択肢も取れる。値段でいえば DC-GF9 より少し安く、総計87,600円で押さえられるので、コレもかなり良い線である。

マイクロフォーサーズを避けて APS-C にしたければ、Canon EOS M100 (266g・39,900円) と Canon EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM (300g・48,691円) という組み合わせが良いかもしれない。電子ファインダーは後付けもできない機種だが、総重量 566g、総計88,591円と、コスパは高い。望遠は多少犠牲になるが、最短焦点距離は優秀なので、普段使いも見越した APS-C 機としては候補になるだろう。

Sony α 系は、機能的にはかなり良いのだが、重量面でなかなかポイントが取れなかった。α6500 を見ておきながら α5100 まで下げてしまうのはもったいない気がするし、レンズも含めた値段は少々高めだ。

Fujifilm はとにかく価格が高いので、今回の視点では候補にならなかった。

以上

…とまぁこんな感じ。

Nikon D5600 はとても気に入っているので、他の本体を買ったからといってすぐに手放すことはないかと思うが、今回いろいろ調べてみた感じだと、この機材システムから 500g 前後も軽くできる構成があるかと思うと、「DC-GF9」ないしは「OM-D E-M10 Mark II」に、少し揺らぐところである…。

MacBookPro 13-Inch Early 2015 を売ってきた

僕にとって初めての Mac、そして初めての US キーボードとなった、MacBookPro 13-Inch Early 2015 を売却してきた。

今日は、この MBP のことを当時のブログ記事とともに振り返り、自分の中での区切りをつけようと思う。


この MBP を買ったのは2016年5月1日、現在の嫁となる、当時の彼女とサンシャイン水族館に行っている最中、急にテンションが上がって iPhone からポチってしまった。

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Core i7 に 16GB メモリという CTO モデル。SSD は 512GB に絞ったが、コレは正解だった。1TB も使わないが、256GB は超えたので。

キーボードは US キーボードを選択。Mac の日本語キーボードは Windows ユーザからすると奇妙で、「CapsLock と Control を入れ替える小技」みたいなのが蔓延していて、「それって Mac の JIS キーボードが欠陥なんじゃ…」とすら思っていた。歴史的には、UNIX 系のマシンによくある JIS 配列の名残りみたいだけど、とにかく気に入らないので、それで US キーボードにした。ノート PC だとキーボードの面積が狭く、「英数 (無変換)」とか「かな (変換)」とかいう使わないキーがあるとメタキー周りが小さくなるのも嫌だったので、US キーボードは本当に正解だった。プログラミングに使う記号キーも押しやすいので、今は Windows マシンも全て US キーボードになった。

購入価格は税別254,800円、税込275,184円。送料込みで29万とかになったんじゃなかったけな。


2016年5月7日に届き、開封の儀をレポート。

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僕にとっては初のノートパソコンでもあったので、当時勤めていた前職の会社に持って行って、休み時間に使ったりしていた。本当は個人 PC の持ち込みは禁止だったので、昼休みにカバンを持って会社周辺の喫茶店に入り、サッと昼飯を食べて、フリー Wi-Fi を使ってコーディングしたりしていた。

Core i7、16GB RAM というところもそうだが、SSD の速さにとにかく感激した。自宅では当時、Acer のデスクトップパソコンを使っていたのだが、コイツが2010年頃に買ったモノで、Windows GitBash もトロいし、かなり大変だったのだが、それもこれも HDD だから悪かったのか…?と思うくらいだった。何不自由なく余裕で作業できるハイスペックマシンを買っておいて良かったと思った。

Mac を使うにあたって、Bash やシェルスクリプトの知識も養えたし、React や Riot など、最新のフレームワークを使ってフロントエンドの知識をキャッチアップしていけた。この頃この MBP を使ってセコセコとプログラミングスキルを付けてきたおかげで、2017年2月に現在の会社に転職できたといっても過言ではない。

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↑ 転職した初日と2日目は何故か物凄く鬱状態だったのだが、すぐに復活。この時当時の彼女に真摯に慰めてもらったことで結婚を決意したのは秘密 (結婚できてよかった)。

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↑ 転職して元気を取り戻した頃に書いた記事。


あ、そうそう、MBP を会社に持っていくのが大変だなーと思って、Asus ChromeBook Flip C100PA-DB02 を買ったこともあった。2016年11月頃。US キーボードが欲しく、海外版を買った。日本版はメモリが 2GB だったが海外版はメモリが 4GB で、操作に不満はなかった。

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10.1インチ、890g という小型な端末は好みだったが、タブレットモードは使いづらかった。Chrome OS も開発環境としてはメインに据えることができず、Xubuntu を入れたりもしていたが、やはり限界があった。コチラは2018年9月頃に売ってしまった。技適マークがない海外版だったがソフマップで買い取ってもらえた。買取価格は二束三文で悲しかった。


2017年3月。「Apple Wireless Keyboard (Model No. A1016) M9270LL/A」という最初期の無線キーボードを買った。

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小学校の頃、友達の家にあった Mac を見て憧れていたので、2003年頃のキーボードだったが探して買った。

Amazon で9,000円くらいしたが、2003年製とは思えない新品クオリティ。単3電池を4本も入れるし、Bluetooth 接続が頻繁に切れるのがネックだったが、キーピッチはちょうど良いし、フルキーボードはやっぱり扱いやすかった。

作業スペースを節約するために、MBP のキーボード部分の上に、このキーボードを重ねて置く手法を考案。ただのアクリル角棒を MBP の左右に置いて、その上にキーボードを置けば、MBP のキーボードが押されることはない、というワケ。

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しばらく使っていたが、2018年9月頃に売却。ソフマップに持っていったら500円だった。つらい。


同じく2017年3月。Logicool M558 という Bluetooth マウスを購入。キーボードに揃えて白いヤツにした。コチラは現在も利用中。

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2017年9月、無線キーボードの切断問題に悩まされていたので、「Apple Keyboard ML110LL/B」という有線のキーボードを買った。秋葉原の「秋葉館 Mac 専門店」にて、中古を6,480円で購入。なんかやたらと同じ型のキーボードが山積みされていて心配だったのだが、中古とは思えない美品。今も元気に使っている。

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転職後、会社でも Mac を使うことが多くなり、会社支給の Mac が JIS 配列だったために、購入したキーボードやマウスは会社で使うようになった。MBP は内蔵キーボードとトラックパッドのみでの操作に戻っていた。この頃は Apache Cordova を使い、個人で iOS アプリをいくつか作ったりしていた。


Mac の影響で、僕の Windows 環境も少しずつ変わってきた。

2017年8月、デスクトップゲーミング PC の「Galleria XG」を購入。Core i7-7700K、32GB RAM で SSD も入っているし、さすがに MBP よりも速い Windows 環境になった。Adobe Premiere Pro での動画編集なんかはやりやすいのだが、GitBash や ConEmu の動作のトロさはあまり変わらず。コレは Windows が悪いというよりも、GitBash の限界なのかなーと思って諦めている。

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さらに2017年11月、Asus ZenBook3 UX390UA-512GP という Windows ノートパソコンを購入。

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この当時、「Asus ChromeBook Flip は軽くて好きだけど、OS が Windows か Mac じゃないとやっぱりつらいなー」と思っていて、12インチ MacBook に欲しさを持ち始めていたのだが、ふと「Windows マシンなら12インチ MacBook 並に軽いヤツが安価で出てるんじゃね?」と思って、色々調べていた。

MBP 同様、Windows マシンでも US キーボードが欲しくて、Core i7・16GB メモリ、というところは必須条件に据えていた。あとは 1kg を切る軽さを求めていたのだが、その中ではこの Asus ZenBook3 が、「12インチ MacBook クローン」といえるくらいソックリなスペックだった。

そしたらこのマシンが Amazon.com で超安売りしていて (ブラックフライデーか何かだったらしい)、999ドル、約11万円程度だったので即ポチリしてしまったという話。


Windows マシンも色々と揃ってきた2018年、ブログの月間 PV が10万を超えたので、「#わたしのブログ環境」を書いてみたりしていた。ZenBook を手にしてからは軽さ故にソチラばかり持ち運んでしまい、MBP は家に据え置きになりつつあった。

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2018年5月、「Galleria XG」用に「Dell KB1421」という US キーボードを購入。コレでとうとう、自分が使う全ての PC のキーボードから JIS 配列が消えた。

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この頃は2015年モデルの MBA や、15インチ MBP を借りる機会があったので、外観比較をしたりしてた。

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ZenBook を手に入れてからも、「この ZenBook ぐらい軽い Mac 環境が欲しい」という欲は冷めないでいた。狙いは12インチ MacBook だったが、新品の2017年モデルは21万円超。さすがにキツイ。そこで CTO モデルの中古を探していて、ついにヤフオクでかなりの美品を見つけたので、2018年8月26日に落札した次第。

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落札価格は約18万。新品よりは安く買えた。おかげさまでブログの収益などから賄えた。カラーは MBP と同じシルバー。スペースグレイではないところがナイス。当然 Core i7・16GB RAM・512GB SSD・US 配列という望みどおりのスペック。

「Core i7」とは表記されるものの、中身は i7-7Y75 というファンレス CPU なので、スペック不足が心配だったのだが、事前にベンチマークを見て性能比較していた感じでも Asus ZenBook3 に搭載されている i7-7500U と極端な性能差は見られなかったので、覚悟を決めてポチった。

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使ってみた感じ、普段の開発用途では全然問題ない。Xcode のビルドも大して時間かからないし、Galleria XG があるのでほとんど使いはしないものの、Photoshop や Premiere Pro もそれなりに動作する。2015年モデルの MBP と比較して全然使えないかというと、僕の用途の中ではほとんど気にならなかった。


彼女と同棲してからは、一人暮らしの時のように毎日深夜4時ぐらいまでパソコンをするような生活ではなくなり、家でパソコンを触る機会は格段に減った。転職前は会社 PC がイントラネットに閉じられていたので、その鬱憤を晴らすかのように MBP のキーボードを叩きまくっていたのだが、転職してからはインターネットに繋がった会社支給の Mac を存分に触れるようになり、「家に帰らないとできないこと」がなくなってきていた。

そんなワケで、2017年に Galleria XG や ZenBook といった PC 環境を充実させていた割に、個人の PC の使用時間は徐々に減っていて、12インチ MacBook を購入した後も、コレを特別ガリガリ使いまくるというワケではなかった。

MBP に至っては12インチ MacBook の購入後、全く触らなくなっていたので、「ジモティー」や「ヤフオク」で買い手を募り始めていた。

僕は勝手に、「品数の少ない US キーボードの方がレアで売れるんじゃないかなー」と思っていたのだが、全然買い手が見つからず、そうこうしているうちに2018年モデルの MBP が発表されてしまった。これ以上寝かせるとさすがに売値が下がると思い、2018年11月7日、諦めて中古買取業者に持っていくことにした。

自分が選んだのは、「マクサス」という買取業者。都内に店舗があり、夜遅くまで営業していたので店頭買取をお願いした。

購入直後に液晶保護フィルムを貼り、キーボードカバーもずっと付けていたので、外見はキレイな方だとの評価。充放電回数も、2年半使ってきて96回とかなり少ない。自分でもバッテリーの持ちは劣化していない感触だった。

レアな US キーボードだから多少高値がつくかなー?と思いきや、「US キーボードって一般的じゃないんで、高く売れないんですよね…」とか言われて、結局買取価格は7万2,000円だった。正直想像より格段に安かった。

しかし、買取業者の買取価格としては適正なんだと思うし、個人売買でも恐らく大差ない額になると思ったので、その値段でお願いしますといって売ってきた。翌日7万2,000円が振り込まれ、おしまい。


12インチ MacBook と ZenBook を並べた時の絵面は圧巻だ。最近この2台を持ち運んでちょっとした発表会をやってきたのだが、「Win・Mac、2台の PC を持ち運んでも重さ 1.8kg」と思うと凄い。2018年モデルの15インチ MBP が 1.83kg なので、その重量で Win 環境も Mac 環境も、完全に独立して運用できるのだ。この生活を望んでいたのだから、12インチ MacBook を購入したことは大変満足している。

ただ、それとは別に、12インチ MacBook が MBP の完全な代替品になれているということは、すなわち「MBP は用済み」ということになるのが、少し寂しかった。初の Mac、初のノート PC、初の US 配列。転職活動の支えになった、iOS アプリ開発案件の助けになった。そんな MBP が、もう「必要」ではなく、家で文鎮と化しているのはもったいなかった。かといって売るのも心苦しかった。ある種、戦友のような気分で、この個体に愛着を持っていたから。

そんな複雑な気分で売り払ったので、未だモヤモヤしているところがある。自分にとってもう用途がなくなっていたのだから、他の人が中古で買って、使われる方が良いはずだ、とは思う。でもあの個体が僕をココまで引き上げてくれたような気もするし、使わなくなっても、記念にとっておいたら良かったか?なんて思ったりもする。まぁ、もう売っちゃったんで、取り戻せませんけど。w

先程も書いたとおり、12インチ MacBook が完全に代替できていることだし、何ら不足や不満はないので、売って後悔しているワケではないが、ちょっとまだ気持ちの整理が付いていないところがあったので、こんな別れの記事を書いた次第。

最近 MacBookAir が発表されて、2015年モデルの MBP が持っていた、USB-A・Mini Display Port・Mag-Safe などを搭載する現行機種が完全になくなった。全ての現行機種は極薄のキーボードになったし、Apple ロゴは光らなくなった。ある一時期の思いを引きずったままでいるのではなく、こうした変化に追随して、その変化に応じたスタイルを獲得していかないといけないな、と思う。そのためには今回のような「売却」という別れもあるのだ。

思えば、僕にとって初のスマホは iPhone4 だったのだが、コレも iPhone6Plus に買い替えたし、今使っている iPhone7Plus だって3年目に入ってそろそろバッテリーが寿命だ。今 iPhone を買い換えると、最新機種は全てホームボタンがないし、狭ベゼルでノッチ付きのディスプレイになる。狭ベゼルにはまだ抵抗があるのだが、コレも慣れていかなくてはならないのだろう。これが「進歩」なんだ。新しいモノをどんどん取り入れていかなきゃ。


(そろそろ文章がまとまらなくなってきたので終える。)

2016年5月7日に僕の家に来てから、2018年11月7日に手放すまでの2年6ヶ月と1日。日数にして915日。君のおかげで今の自分がある。確かにそう思える存在の一つだった。

今までありがとう、MacBookPro。

APPLE MacBook Pro 13.3/2.9GHz Core i7/8GB/750GB/8xSuperDrive DL MD102J/A

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