El Mylar

映画・音楽作品の感想とか。

映画「Life エディ & マーティンの逃走人生」を観た

1999年のコメディ映画。

1930年代、スリ師のエディ・マーフィは、純朴な青年のマーティン・ローレンスと出会い、彼を誘って密造酒の取引に向かう。しかし、無実の殺人事件をなすりつけられ、二人は終身刑を言い渡される。

以来二人は長い監獄生活を送ることになるが、そこで様々なことが起こる…。(割愛。)

色々あったが、とうとう90歳を超えた二人。ある日施設で火災が起き、二人と思われる焼死体が発見される。しかし実際は、遺体安置所から遺体を盗み出しておき、火災の混乱に乗じて脱獄する、という二人の計画だったのだ。見事脱獄した二人は、1930年代から大きく変わった1990年代のスタジアムで野球観戦をする。


コメディ映画なのだが、黒人差別にもマジメに踏み込んでおり、お涙頂戴なエピソードも入っていたりする。なんというかテンポが悪いし、話をどこに持っていきたいのか分からない感じがある。

映画は囚人仲間が二人を埋葬する時に、思い出話として始まるので、二人の出会いから誤認逮捕までの時間はもっと削っても良かったと思う。まぁ、ずっと刑務所の絵面というのも持たない気もするが…。

コメディなんでどういうオチでも良いんだが、なんか笑いに振り切れなかった感じ。

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映画「Place Beyond The Pines プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ / 宿命」を観た

2012年の映画。

あらすじ

バイクスタントのショーで生活していたライアン・ゴズリングは、かつての恋人エヴァ・メンデスと再会。彼女が自分の子供を産んでいたことを知り、父性が芽生える。しかし、エヴァ・メンデスはマハーシャラ・アリと結婚しており、彼は自分の子供ではないその子に愛情をかけて育てていた。

子供を養えるほどの収入がなかったライアン・ゴズリングは、ベン・メンデルソーンに持ちかけられた銀行強盗の計画に乗る。何度かは順調に金をせしめていたが、ある日しくじって警官に追い詰められてしまい、民家に立てこもる。息子に会わせる顔がなくなったゴズは、エヴァ・メンデスに電話し「俺が父親だったことは言うな」と託す。その直後、踏み込んできた警官と銃撃戦になり、ゴズは撃たれて民家の2階から落下、死亡する。

新人警官のブラッドレイ・クーパーは、犯人のゴズがいる部屋に踏み込む。ゴズは銃を向けてきたが、先に撃ったのはクーパーの方だった。クーパーも撃たれて負傷したものの、「どちらが先に撃ったか」という問題は警察にとって大きな問題。弁護士に質問されたクーパーは、他に目撃者もいなかったことから、とっさに「向こうが先に撃った」とウソを付く。

署内やニュースでは「傷を負いながらも犯人をやっつけた英雄」として称賛されたクーパーだったが、子供のために動いていたゴズと自分を重ね、自責の念も感じていた。そこに悪徳警官のレイ・リオッタが現れ、ゴズがエヴァ・メンデスに渡していた金を不正に奪い取る作戦に巻き込まれる。そのことを上司に打ち明けるも、「問題を持ち込むな」と一蹴されてしまう。自分の信念に反する警察の動きに我慢ができなくなり、クーパーは自分の警察官としてのキャリアを捨て、内部告発を行う。

15年後、警官から検事に転向し、知事選への出馬を控えていたクーパー。息子のエモリー・コーエンも学生になり、父クーパーの転勤について来ていた。

ゴズの息子、デイン・デハーンは、転向してきたエモリー・コーエンと仲良くなる。二人でドラッグに手を出したところ警察に捕まってしまう。

エモリーを迎えに来たクーパーは、デインの名前を聞いてゴズの息子だと悟る。そしてエモリーに対し、デインとは縁を切れと忠告する。

デインは実の父のことが気になっており、マハーシャラ・アリからライアン・ゴズリングの名前を聞き出す。そして彼を調べていく内に、エモリーの父親クーパーが、ゴズを殺した警官だと知る。

感情を抑えられなくなったデインは、エモリーを襲い、クーパーを誘拐して射殺しようとするが、深く謝罪するクーパーを見て引き金を引けなくなった。クーパーはサイフを渡し、エモリーは逃走する。エモリーがサイフの中を見ると、ゴズとエヴァ、そして幼い頃のエモリー自身が写った写真が出てくる。クーパーは自責の念から、ゴズの写真をずっと持ち歩いていたのだった。

エモリーはクーパーから盗った金でバイクを買い、どこかに走り去る…。

感想

以上、3部構成の変わった映画。最初見た時は「え、ゴズここで死ぬの?」「ブラッドレイ・クーパーの話になってきたやん」という感じだったけど、全体を通して見ると感慨深い。登場人物全員が、何かに挫折し、諦めて折り合いをつけて生きている。

ゴズの役名は「ルーク」で、マハーシャラ・アリの口からはスタウォみたいなセリフも飛び出すw。父の血だからか、乗ったことのないバイクにも何とかまたがり、走り去っていく息子が良い味を出していた。

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