El Mylar

映画・音楽作品の感想とか。

デルアンバサダーに当選したので、僕と Dell との思い出振り返り

デルアンバサダープログラムに当選したので、Corredor にて開封の儀をお送りした。

neos21.hatenablog.com

僕が Dell のパソコンを使用するのは3台目となる。僕は Dell に強い思い入れがあったので、その思い出話をしようと思ったのだが、実は既に書いてしまっていた。

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僕と Dell パソコンの出会いは、2002年頃に DVD で観た「ソードフィッシュ」という映画だった。この映画の中で、ヒュー・ジャックマン演じる主人公のスタンリーが、華麗に Dell パソコンを操り、ハッキング (クラッキング) を行う様に惹かれ、マイパソコンが欲しい!Dell が欲しい!と興奮したのだった。

当時、格安 PC 界隈は Sotec 一強で、それが落ち着いてきた時代だった。Dell は BTO が可能で、スペックを柔軟にカスタマイズできる強みがあり、かつソーテックまではいかないもののかなり安く買えたので、「週刊アスキー」なんかでよく広告を目にしていた。

ホントは Dimension 8250 みたいなバカデカいハイエンド機に、ソードフィッシュに写っていたタイプの液晶ディスプレイが欲しかったのだが、

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当時中学に入ったばかりのガキんちょが親にねだれる金額ではなかったので (30万超えてたと思う)、スペックを削りに削って、Dimension 4500C というモデルを買ってもらった。

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Pentium4 の 2.4GHz スッゲーって感じだったし、メモリも 512MB にしたものの 1GB に増設可能、HDD も 40GB ありゃ十分でしょ!という、今聞いたら「ChromeBook ですか?」というかそれ以下みたいなスペックだが、コレでも18万とかした。

コレがだいぶ長生きして、2007年ぐらいまで使っていたが、ある日ぶっ壊れてしまい、急遽 Dell Inspiron 530S に買い替えた。確か長野県に住んでいる頃買ったヤツ。自分としては Dimension 4500C のお釈迦でショックを受けていた中、親父だけがテンション上がって買い与えてくれたもの。

コチラは Core 2 Duo 2.4GHz で、スペックはそれなりに良かったのだが、この当時も別に Dimension 4500C のスペックで満足していたし、高いスペックを求めなくても自分がやりたいことは出来ていたので、実はスペックにもあまり思い入れがなかった。

この2台目がかなり短命で、2年ぐらいで故障してしまったのだが、その間放置していた Dimension 4500C の方が何故か起動するようになっていて、3台目となる Acer の PC を買うまで、1台目でしのいだりしていた。

Dell は BTO が良かったものの、電話サポートがイマイチで、長いこと待たされては「修理するなら送ってください」とだけ云われ、修理もアメリカかどっかでやっているのか、終わるまで物凄く時間がかかったと記憶している。2台目が壊れてから Dell を選ばなかったのは、そうしたサポートへの不満があったのと、2009年頃になると Dell 以外のメーカーも十分安くて良いモノが売られるようになっていて、スペックだけ見たらどこも一緒、だったら値段がより安い Acer でいっか、みたいなノリになっていた。

しかし、今でも僕は、「電源ボタンを押すときの高揚感」が一番高かったのは、Dell Dimension 4500C の電源ボタンだったなぁと思っている。細長い緑色のグミみたいな見た目のボタンで、フタ越しだとちょっと押しづらい、あの電源ボタンの感触。

あの時自分でスペックを色々考えて、親にねだって、なんとか買ってもらった Dimension 4500C のおかげで、趣味が高じて、僕は今フロントエンドエンジニアとして仕事をしている。そして技術ブログ Corredor もそれなりにアクセス数のあるサイトに育ってきて、デルアンバサダープログラムに選んでいただけるまでになったワケである。

現在僕が使っているパソコン類には Dell 製品がないものの、選択肢には常に入れていた。ガレリア XG を購入する時も Dell のマシンと比較していたし、Asus ZenBook3 の購入を決めるまでには今回モニタさせていただく XPS シリーズも候補の一つだった。自分の中では、Dell の製品がある種の基準値になっているのである。

ちなみに、デスクトップマシンのキーボードは Dell の US キーボードにしている。左右に Windows キーがあり、アプリケーションキーがあり、余計なカーブや曲線のデザインになっていない、超オーソドックスな104キーボードを探していて、Dell KB1421 が求めていたそのものズバリだったので、「やっぱ Dell だよなぁ~~!!」と感嘆の意を漏らしながら購入した。w

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さて、デルアンバサダープログラムでお借りしている XPS 13 2-in-1 は、コレから1ヶ月間ガシガシ使って、その良さを紹介していければと思っている。

「365日のシンプルライフ」を観た

最近ミニマリズムに凝り始めたので、「ミニマリズム」に引き続き、Netflix で「365日のシンプルライフ」というドキュメンタリー映画を観た。

あらすじ

「365日のシンプルライフ」は、2013年のフィンランドの映画。監督であり主演を務めるペトリは、モノだらけの生活にうんざりし、こんな実験を始める。それは、

  • 自分の持ち物を全て倉庫に預ける
  • 倉庫からは1日に1つだけモノを持ち帰れる
  • それ以外にモノを買ってはいけない (食べ物は除く)
  • この生活を1年間続ける

というもの。

1年間で合計365個しか家にモノを持ち帰れないので、初日はコート、次の日はブランケットというように、冬のフィンランドを生き抜くために必須なモノから始まる。

10日頃までで、シャツやジーンズ、靴などを揃えるが、パンツや靴下はまだない。それでも会社では普通に仕事ができ、ケータイも PC も使わない生活がそこまで苦になっていない様子。

しばらくすると「もう持ち帰りたいモノがなくなってきた」と、がらんとした部屋で頭を抱え始める始末。この人最初からミニマリストの気があったのでは…。w

途中、カバンが壊れたり、水道管が壊れて水漏れを起こしたりするが、カバンは新たに書い直さず友人に修理してもらい、水漏れはブランケットで押さえて自力で修理。物凄く極端ではあるが、それでも生活が不可能なワケではないことを、自ら実験台となって証明していく。

途中、気になるガールフレンドとの出会いがあり、彼女とのデートや、お願いを聞くために苦心するが、当初のルールは破ることなく、とうとう365日を迎える。

当初あれだけモノへの執着があったというのに、最後にペトリは、「最初の5・60個ぐらいしか必要なモノはなかった」と言うのだ。365日間の実験を終え、無事付き合うことになったガールフレンドとともに、倉庫に残ったモノを眺める。そして複雑な表情で荷物を見届けながら、ペトリは倉庫の扉を閉めるのだった。

「何を捨てるか」ではなく「何を持つか」

この映画は、家の荷物を全て倉庫に預けている。捨てて手放しているワケではない。実験を度外視してその気になれば、全てのモノを元通り持ち帰ってこれる状態だ。コレは通常よくやる「断捨離」、モノを捨て去ることとは少し感覚が違うと思われる。

でも逆に、がらんとした家で全裸になり、「こんな生活で1つだけ必要なモノを選ぶとしたら、何だ?」と倉庫に眠るモノたちを想像することで、本当に必要なモノとは何なのかを考えることになる。

「冷蔵庫って要るか? (冬のフィンランドの場合は外に出しておけば冷やせる)」「アイロンって本当に要るのか?」と、「それでも持ち続けていたいものとは、なんなのか」を改めて考えることで、より意識的に生活できるようになるのだろう。

ペトリはしばらくすると「持ち帰りたいモノがない」という逆の悩みすら持つようになり、いかに余計なモノを所有し、それに振り回されてきていたかを実感する。

最後にペトリが「所有することは責任であり、それは重荷になる」というが、本当にこの一言に集約されていると思った。余計なモノを沢山抱えて、それらに気を紛らわしてもらう生き方ではなく、必要なモノを必要なだけ持ち、意識的に生きることの方が幸せなのではないか、と思う。

自分なりにアレンジして実験してみたい

この映画で行われた実験は、「冬のフィンランド」「独身男性」という条件があるので、日本の一般的な生活ではなかなか真似しづらいとは思うが、「家にある全てのモノのリスト」を作り、「今日必要だと思って使ったモノ」を日々リストアップして、その差分を見てみるだけでも、「家にどれだけ余分なモノがあるか」が分かるのではないだろうか。具体的な答えが出ているワケではないが、モノとの付き合い方に対して、新たな視点を見せてくれる映画だった。

結構カメラアングルに凝っていたりして、ドキュメンタリーっぽいんだけど、ドラマっぽくもある感じ。主演・監督のペトリのセンスが良い。

ペトリは倉庫の荷物を最終的にどうしたのだろうか?捨てたのかしら?w

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